中国の国網浙江省電力によると、浙江省エネルギービッグデータセンターがこのほど、新たに751世帯・35kW/70kWh以上のユーザー側電気化学エネルギー貯蔵発電所データに接続し、省内で登録済の電力網側およびユーザー側計778カ所の電気化学エネルギー貯蔵発電所のリアルタイムモニタリングを実現した。科技日報が伝えた。
エネルギー貯蔵技術は、新型電力システムの高効率かつ安定的でフレキシブルな運営を実現するための重要な支えで、電力の需給バランスを整え、エネルギーの利用効率を高め、再生可能エネルギーの大規模接続を促進する。うち出力が35kW以上で容量が70kWh以上のエネルギー貯蔵発電所は一般的に、大規模な工商業エネルギー貯蔵プロジェクトや大型再生可能エネルギー発電関連の貯蔵施設で使用される。
浙江省は今年、「エネルギー貯蔵全体計画」により、電源側・電力網側・ユーザー側のエネルギー貯蔵発電所と電力設備の連携を推進している。省内エネルギー貯蔵発電所のリアルタイム運営モニタリングを実現し、エネルギー貯蔵発電所の運営最適化をサポートし、経済効果を高め、電力網の供給保証水準を向上させる。