2024年11月04日-11月08日
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中国でドローン操縦士が人気に 月給60万円以上も

2024年11月05日

 中国では「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)の発展に伴い、ドローンが農業や測量、交通など幅広い分野で応用されている。これを背景に、各業界ではドローン操縦士のニーズが高まっている。関係部門の試算によると、中国では今、ドローン操縦士が100万人不足しており、関連業務の月給は最大約3万元(1元=約21円)となっている。光明網が伝えた。

 広東省深圳市のあるドローン操縦士育成機関のスタッフによると、今年に入り、各企業から関連人材を紹介してほしいという問い合わせが殺到しているという。

 教員や電力システムの巡回検査、都市のスマートシステム、航空測量といった分野のドローン操縦士の月給は8千元から3万元まで幅がある。

 中国民用航空局のデータによると、今年6月時点で、中国で登録されているドローンの数は187万5000台に達している。今年上半期(1~6月)には新たに約60万8000台が登録され、この数は2023年末比48%増だった。しかし、ドローン操縦士の資格保持者は22万5000人で23年末の19万4400人から約3万人しか増えていない。

 関連部門は、中国ではドローン操縦士が100万人不足していると試算している。人材不足が深刻であるため、ドローン操縦士育成機関では、教員のニーズも高まっている。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
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