中国科学院宇宙科学(2期)先導特別プロジェクトである太陽風・磁気圏相互作用パノラマイメージング衛星(SMILE、「スマイル」衛星)がこのほど、中国での開発作業を完了し、間もなく欧州へ出発する。新華網が伝えた。
同衛星は欧州宇宙機関(ESA)が開発を担当するペイロードモジュールと共に、フライトモデルの統合・テストを行い、2025年7月に仏領ギアナのクールー宇宙センターに運ばれ、25年末までに打ち上げられる予定だ。
同プロジェクトは中国が初めてESAとミッションレベルの協力を行う宇宙科学探査ミッションであり、中国科学院宇宙科学(2期)先導特別プロジェクトにもなっている。