中鉄第四勘察設計院が全体設計を請け負う中低速磁気浮上式鉄道が11日、着工した。科技日報が伝えた。
着工したのは長沙瀏陽市内(郊外)鉄道で、中国初の中低速磁気浮上式鉄道となる。世界で実用化されている中低速磁気浮上式鉄道の設計速度は時速120キロ以内が多いが、同鉄道の設計速度は時速160キロに達する。
同鉄道は長沙黄花空港第3ターミナルから、瀏陽金陽新城を経由し、瀏陽の中心市街地に到着する。総延長は48.73キロで計12駅を設置。プロジェクトは2期に分けて建設される。着工した1期プロジェクトは黄花空港-集里間で総延長は39.52キロ、7駅が設置され、2029年に開通する予定となっている。