中国石油化工集団によると、中国初の商業開発大型シェールガス田である涪陵シェールガス田のシェールガス累積生産量が700億立方メートルを超えた。中央テレビニュースが伝えた。
同ガス田は重慶市内に分布する中国6位の天然ガス田で、2014年3月に商業開発が開始。現在の生産量は1日当たり2000万立方メートル以上となっている。2017年に年間100億立方メートルの生産能力を構築。現在までのシェールガス確認埋蔵量は累積約9000億立方メートルで、中国の単一シェールガス田の累積生産量や単一井累積生産量など複数の記録を持つ。年間80億立方メートル以上の安定生産を維持し、中国のシェールガス年間生産量の約3分の1を占めている。