2024年11月25日-11月29日
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第15回中国航空ショーの契約額、2800億元以上に

2024年11月25日

 中国広東省珠海市で開かれた第15回中国国際航空宇宙博覧会(中国航空ショー)が17日、閉幕した。今回の航空ショーで総額約2856億元(1元=約21円)の協力合意と、各種航空機1195機の売買契約が締結された。新華網が伝えた。

 今回の航空ショーでは電動垂直離着陸機(eVTOL)、ドローン、新型航空機、低高度航空機が注目を集めた。

 吉利科技集団傘下の沃飛長空科技(成都)は今回のショーで、ローターを機体に対して傾けるタイプのティルトローター機「AE200」の量産構造を発表。2025年に有人テスト飛行を行う計画であることを明らかにした。

 沃飛長空の郭亮最高経営責任者(CEO)兼チーフサイエンティストは、「人々が空飛ぶクルマに乗車できるようになるまで、それほど遠くはない。AE200は2026年ごろにはいくつかの航空路線での小規模な搭乗ができるようになるだろう」と述べた。

 今回の航空ショーでは、中国航空工業集団傘下の中国特殊航空機研究所が開発した有人飛行船「祥雲」AS700が会場で10機を受注し、164機の意向表明を受けた。

 
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