動力リチウム電池の鉄道輸送試験列車、四川省を出発
2024年11月26日
動力リチウム電池のコンテナを満載した列車が19日、中国四川省宜賓港から上海に向かった。これは動力リチウム電池による「鉄道輸送の新しいスタイル」が始まったことを示している。人民日報が伝えた。
陸路や水上の輸送と比べると、鉄道輸送には所要時間が短く、安全性が高く、コストが適度で、環境に優しいといった優位性がある。中国鉄路成都局集団の関係者によると、今回の試験列車は新たに開発されたリチウム電池専用コンテナを採用。煙・温度検知システムや圧力リリーフ・排気装置などを備えており、難燃性と断熱性を持つ。
同社では今回、コンテナ動力リチウム電池の輸送条件と積載運搬プランを立てた。事前認可、貨物検査、包装検査、貨物ターミナルの安全性検証など鉄道危険貨物輸送の全過程をカバーし、輸送中の安全リスクを効果的に低減している。
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