西安交通大学は20日、西安優艾智合ロボット科技とエンボディドAIロボット研究院を設立した。科技日報が伝えた。
同大学では、ロボット産業技術の急速かつ健全な発展を推進するため、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い統合を積極的に進めている。同大学知能ロボットイノベーション研究院の梅雪松院長は「我々はニーズに基づきロボット技術研究開発プラットフォームを構築し、産業・教育融合によってロボット産業イノベーションの原動力を形成し、教育・科学技術人材の一体化発展モデルを構築する」と説明した。
同大学は学内の技術力を結集して「ロボット研究院」を設立し、陝西省知能ロボット重点実験室、陝西ロボット産業技術イノベーション戦略連盟などのプラットフォームや関連企業・機関と連携し、産業チェーンの強化・補完を強化し、陝西省のロボット産業レベルを向上させるとしている。
優艾智合は国家レベルの「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」小巨人企業(高い成長性または大きい発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)で、複合移動ロボットの中国における出荷量が1位となっている。
同社の張朝輝董事長兼CEO(最高経営責任者)は「当社は未来産業、特にロボットのエンボディドAIについて『一つの脳で多様な形態』を提案している。つまり、一つのロボット制御と管理のブレインシステムを使用し、さまざまなシーンの実施と応用をサポートする。当社は工業レベルの汎用エンボディドAIの事業展開を行い、複数のシーンで迅速な検証と技術更新を行うことにより、ロボット産業の急速な変革をサポートしていく」と述べた。