中国は16日、海南省の文昌宇宙発射場からキャリアロケット「長征5号B」「遠征2号」上段ロケットを利用し、衛星インターネット低軌道01組衛星を打ち上げた。衛星は予定の軌道に順調に投入され、打ち上げは無事成功した。新華社が伝えた。
「長征5号B」は地球近傍軌道の積載量が25トンレベルに達する、中国が現在使用している唯一の1.5段直行式キャリアロケットで、地球近傍軌道の積載量が最も大きい中国のキャリアロケットでもある。直径3.35メートルのブースター4基はロケット全体の90%以上の離陸推力を提供し、ロケットの主要な動力源となっている。
今回は長征5号シリーズが実施した初の複数衛星同時打ち上げとなる。
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