中国第41次南極観測内陸チームが16日、中山基地付近の内陸出発基地で出発式を行った。25人の隊員はそれぞれ泰山基地、崑崙基地、グローブ山地域に向かい、科学観測を実施する。人民日報が伝えた。
今回の内陸チームは17人の隊員が標高4087メートルの崑崙基地に向かう。その途中で中山基地－崑崙基地断面氷雪環境調査などの観測活動、崑崙基地到着後の多角的な天文モニタリング観測研究と日常的な保守運用、そして帰路の泰山基地での日常的な保守運用などの後方支援作業を実施する。残りの隊員8人はグローブ山地域でコア掘削や地質調査などの科学観測を行う。