中国の「人工太陽」と呼ばれる全超伝導トカマク核融合実験装置(EAST)が20日、重要な成果を収めた。初めて1億℃・1066秒定常長パルスHモードプラズマを実現し、トカマク装置の世界記録を更新した。人民日報が伝えた。
EASTは、太陽内部の核融合を模倣することで、地球上で制御可能な核融合プロセスを通じて大量のエネルギーを放出することを目的としている。
2006年にEASTが稼働してから、15万回以上のプラズマ運転が実施されている。
(画像提供:人民網)