春節(旧正月)連休期間中、泰山文旅集団と深圳市肯綮科技有限公司が共同開発した登山支援ロボットが泰山風景区で試験導入された。光明網が伝えた。
観光客の王さんはSF映画に出てきそうな登山支援ロボットを装着して泰山を登った感想について、「本当に効果がある。装着すると足の痛みがなくなり、まるで誰かに引っ張ってもらっているような感覚になる」と語った。
泰山文旅集団のスタッフによると、登山支援ロボットは観光客の泰山登山をサポートする外骨格ロボットで、登山やフィットネス、ランニング、ウォーキング、階段の登り下りなど、日常生活や仕事の分野でも幅広く使用できるという。
ロボットは重さわずか1.8キロで、人間工学デザインや動力、電子、人工知能(AI)アルゴリズムなどを採用。下肢のあらゆる動作を感知し、適切なタイミングでサポートすることができる。
同集団によると、登山支援ロボットはコンパクトで、5時間以上連続で稼働できる。担当者は「登山支援ロボットを装着すると、ロボットのアシストによって登山を楽しむことができる。この製品は現在、試験運用段階にあり、3月初旬には200台を市場に投入する予定だ」と語った。
(画像提供:人民網)