南開大学化学学院の袁明鑑教授、中国科学院の陳軍院士(アカデミー会員)、南開大学化学学院の章煒研究員らの研究チームは、純赤色ペロブスカイトLED技術の課題を克服し、高効率と高安定性を兼ね備えた純赤色ペロブスカイト電界発光デバイス(LED)の開発に成功した。この「純粋な赤色」に基づいて、将来的にはより精細で色彩豊かなLEDディスプレイの実現が期待される。新華社が伝えた。
ペロブスカイト材料は次世代の超高解像度ディスプレイ技術の理想的な材料と考えられているが、純赤色ペロブスカイトLEDは長い間、材料の安定性が低いという問題に悩まされてきた。研究チームが取得したこの成果は、2月20日付で国際的学術誌「Nature」にオンライン掲載された。
(画像提供:人民網)
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