中国広東省広州市でこのほど、グリーン電力消費契約調印式が行われ、1680万枚以上のグリーン電力証書が調印された。取引量は168億キロワット時(kWh)に上る。人民日報が伝えた。
広州市は、中国初のカーボンピークアウト試行都市の一つとして、近年、エネルギー体制改革を持続的に深化させており、政策誘導と市場メカニズムのイノベーションにより、グリーン電力消費の急成長を推進してきた。
今回の取引に参加した広州現地企業8社は、先進製造やデータセンター、既存産業など複数の分野をカバーしている。今回の取引量は広州における昨年の年間グリーン電力消費量の3倍近くとなり、約739万7000トンの二酸化炭素排出量の削減もしくは5億2000万本の植林に相当する。