2025年日本国際博覧会（大阪・関西万博）が13日から開幕する。中国国際貿易促進委員会副会長で中国パビリオンの中国政府総代表を務める李慶霜氏はこのほど北京で行われた記者会見で、「中国パビリオンは今回の万博で月探査機『嫦娥5号』と『嫦娥6号』が持ち帰った月のサンプルを展示し、月の表側と裏側の土壌サンプルが至近距離で比較展示できるようにする」と明らかにした。中国新聞網が伝えた。
李氏によると、月の土壌は中国パビリオンが来場者に向けて披露する最も貴重な展示品の一つだ。万博開幕後、中国パビリオンを訪れた来場者は装置を通じて月の土壌の独特な構造と、両者の微細な違いを観察することができるという。
中国パビリオンは敷地面積が約3500平方メートルで、今回の万博における最大級の海外パビリオンとなる。