第2回中国人型ロボット・エンボディドAI産業大会が15、16両日、北京で開かれた。大会で発表された「2025人型ロボット・エンボディドAI産業研究報告」によると、25年の中国のエンボディドAI市場規模は52億9500万元(1元=約20円)で世界の約27%を占め、人型ロボットの市場規模は82億3900万元で世界の約50%を占める見込みだ。中国新聞網が伝えた。
報告によると、24年以降、人型ロボット産業は川上から川下に至る産業チェーンの連携など複数の要因により、技術の進歩とイノベーション、市場規模の持続的な成長、応用シーンの拡大と多様化、政策支援と資本投資の強化、国際協力・交流の強化といった発展傾向を示している。
25年には人型ロボット産業が「技術検証期」から「大規模商用期」へと移行する見込みで、コストが低下してエコシステムが整備されるのに伴い、新エネルギー車と同じような発展の道をたどり、中国経済の新たな成長分野になることが期待されている。