第137回中国輸出入商品交易会(広州交易会)では4200平方メートルのサービスロボット専用エリアが設けられ、さまざまなサービスロボットが来場者の注目を集めた。人民日報が伝えた。
人型ロボットが手を振って来場者に挨拶し、四足歩行ロボットが軽快にタップダンスを踊り、コーヒーロボットがラテアートを施したコーヒーを淹れ、スマートプール清掃ロボットが水中を自在に移動して作業を行う......。
今回の広州交易会では、サービスロボット専用エリアが設置され、個人・家庭・業務用分野を網羅する最新成果を集中的に展示。計46社のロボット関連企業が出展した。
今回は宇樹科技や雲深処科技、魔法原子など、複数の人型ロボット企業が初出展を果たし、人型ロボットや四足歩行ロボットなどの製品を展示した。
魔法原子の展示ブースでは、四足歩行ロボットが一列に並び、リズムに合わせて連続した動きを披露。多くのバイヤーの注目を集めた。魔法原子は開幕から数時間で、工業製造や電子・家電、スマート教育など複数のエコシステムパートナーと契約を交わした。同社の販売ディレクターの田罡氏は、「広州交易会で取引先のニーズをさらに理解した。ロボットの産業応用を加速させ、当社の製品を世界に広げていきたい」と述べた。
宇樹科技や雲深処科技などの展示ブースも、多くの海外バイヤーによる商談の場となった。雲深処科技海外販売マネージャーの崔陳師氏は「当社は複数の国で市場展開を進めている。広州交易会というプラットフォームを活用することで多くの協力パートナーと連携し、国際市場をさらに拡大することができる」と述べた。
安全点検ロボット、家庭用サービスロボット、清掃ロボット、教育ロボットなど、細分化された分野に焦点を当てた、形態や機能が異なるさまざまなサービスロボットがAIの無限の可能性を示している。
広東凌度智能科技発展有限公司の展示ブースでは、超大型の「窓拭きロボット」がガラスカーテンウォールにしっかり吸着し、清掃作業を行っていた。これは同社が独自開発した高所平面カーテンウォール清掃ロボットで、100メートルの高所でも安定的に清掃作業を行うことができ、安全性・効率性・省エネルギー性に優れている。
同社はスマート清掃機器分野に注力しており、今回の広州交易会は2度目の単独出展となった。同社のマーケット部ディレクターの葉智鵬氏は「海外市場は高所平面カーテンウォール清掃ロボットの需要が旺盛だ。当社は広州交易会への参加で知名度を高め、より多くの潜在的な海外取引先の発掘に役立てている」と述べた。
医療用手術ロボット企業の元化智能科技(深圳)有限公司は、独自開発した整形外科手術ロボットを展示している。このロボットはすでに中国の100以上の病院に導入され、4000件以上の手術を実施している。
同社の李艾俐董事長兼総経理は「当社は同製品の海外認証取得を加速させており、複数の海外医療機関と協力合意を締結している。将来的には技術の海外展開と現地化サービスを両輪とするイノベーションモデルにより、中国のイノーべション成果をより多くの患者に届けたい」と述べた。
海外バイヤーにとって、サービスロボット専用エリアは中国のAI発展を理解し、協力のビジネスチャンスを探す重要な窓口となっている。
「中国のAI産業の発展速度は驚くべきものだ。広州交易会は優れた交流・協力のプラットフォームを提供しており、各タイプのサービスロボットをここで見つけることができる」と語るのは、インドからのバイヤーだ。ブラジルからのバイヤーも、スマート掃除ロボットやスマートプール清掃ロボットなどに強い関心を寄せ、「家庭用サービスロボットは種類が豊富で、コストパフォーマンスが高い。これらの製品をブラジルに持ち帰るのが楽しみだ」と述べた。
今回の広州交易会は出展業者とバイヤーのマッチングを促進するため、オフラインでサービスロボットを含む5回の業界テーマイベントを開催。またオンラインプラットフォームの構築と運営をさらに強化し、開催期間中に250回以上の「貿易の架け橋」貿易促進シリーズイベントを開催し、企業のターゲット顧客獲得を支援した。

(画像提供:人民網)