有人宇宙船「神舟20号」、システムの打ち上げリハを実施

　中国の有人宇宙船「神舟20号」が16日、発射場の打ち上げエリアに移動され、システム全体の打ち上げリハーサルが実施された。中国新聞網が伝えた。

　今回の打ち上げリハーサルには、酒泉衛星発射センターの測定・打ち上げシステムに関わる全部門が参加。発射台やロケット、宇宙船などのサブシステムの機能点検が行われ、打ち上げ準備や点火・離陸、宇宙船とロケットの分離など、全プロセスのシミュレーションが行われた。

「神舟19号」ミッションのロケットと比べ、「神舟20号」ミッションのロケットシステムは、製造工程やデータ伝送など20項目以上の最適化・改良が行われている。また、今回のロケットは搭載されているカメラの数が増加し、映像の解像度もフルHDフォーマットにアップグレードされている。

画像は人民網日本語版（CCTV提供）より