今年1~5月における中国のグリーン電力取引量は前年同期比約50%増の2200億キロワット時(kWh)以上だった。グリーン電力の取引規模が急拡大している。人民日報海外版が伝えた。
中国では、新エネルギー発電設備容量と発電量が増加する中、新エネルギー発電の市場参入と競争参加が進んでいる。国内の新エネルギー市場化取引電力量は2024年に1兆kWhを突破し、新エネルギー発電量全体の55%に達した。これにより、新エネルギーは電力市場に全面的に参加する条件を備えた。
グリーン電力消費量も継続的に増加している。今年1~5月におけるグリーン電力取引量は49.2%増の2209億4500万kWhだった。24年の全国グリーン電力取引総量は前年比237.9%増の2349億kWhで、経済・社会のグリーン電力消費需要を効果的に満たし、エネルギーの低炭素化を大きく促進している。