中国内モンゴル自治区でこのほど、中国航発動研所が独自開発した3Dプリントによる超軽量小型ターボジェットエンジンを搭載した試験プラットフォームが、初の飛行試験を無事完了した。環球網が伝えた。
同社によると、このエンジンは推力が160キログラム級で、独自の技術的特徴を備えているという。多分野にまたがるトポロジー最適化と積層造形(3Dプリント)技術を組み合わせ、航空エンジンの設計理念と製造手法の融合を実現した。
飛行試験は計画通りに実施され、試験機は最高で標高4000メートルに達した。これにより、実際の飛行条件下におけるエンジンの安定性と信頼性が検証された。今回の成功に先立ち、性能試験や耐久試験などの地上評価も行われていた。

(画像提供:人民網)