中国青海省西寧(国家級)経済技術開発区・東川工業パークの入居企業である天域(青海)科技創新有限公司が、青海省薬品監督管理局から第2類医療機器の登録証明書を取得し、複数の3Dプリント整形外科用医療機器がラインオフした。これは同省で初めて現地生産の3Dプリント医療機器が承認され、販売許可を取得したことを示している。中国新聞網が伝えた。
3D医療プリントはここ数年、新たな先端技術として、その独自の優位性と広い応用範囲により、医療分野で徐々に存在感を高めている。
天域(青海)科技創新有限公司の付晶副総経理は「3Dの骨モデルは、抽象的なX線やCT、MRIなどの診断画像と比べて、患者やその家族に対して病状・病変の部位、重症度、手術計画をより直観かつ明確に理解してもらうことができる。モデルに触れたり観察したりすることで、手術の必要性やプロセスに対する理解が深まり、医師への信頼感を高め、医師と患者の関係改善にもつながる」と述べた。

(画像提供:人民網)