2025年08月01日-08月08日
トップ  > 科学技術ニュース >  2025年08月01日-08月08日 >  海南省が「ゼロ・ウェイスト島」建設推進

海南省が「ゼロ・ウェイスト島」建設推進

2025年08月05日

 中国海南省でこのほど、「ゼロ・ウェイスト島建設事業推進深化案(2025--30年)」が発表された。同省は「ゼロ・ウェイスト島」の建設を段階的かつ地域別・分類別に推進し、グリーン・低炭素のリサイクル経済の発展を促進する。中国新聞網が伝えた。

 同省新聞弁公室が7月30日に開催した政策説明会では、海南省生態環境庁の陳粤副庁長が、「ゼロ・ウェイスト島」建設計画を説明。2030年をめどに、海口市や三亜市を含む4地級市(省と県の中間にある行政単位)や昌江黎(リー)族自治県を、中国の「ゼロ・ウェイストシティ」建設のモデルケースとすることを目標としている。他の市・県は、分野ごとに段階的に「ゼロ・ウェイスト島」を構築していく。そして、省全域において固形廃棄物の発生を抑制し、家庭ごみや建設解体廃棄物、工業固形廃棄物などのリサイクル効率を顕著に高め、有害廃棄物の埋め立て処分率を安定的に低下させていく計画だ。

 また、典型的な固形廃棄物の『三化(減量化、資源化、無害化)』については、固形廃棄物の管理事業における問題に焦点を合わせ、さまざまな主要目標を打ち出すという。

 具体的には、▽家庭ごみ分別の質・効率向上を推進し、末端の処理能力を高める。▽建設解体廃棄物処理では、建築業界の根源的な部分における減量を推進し、解体廃棄物トータルチェーン管理体系を構築する。▽再生資源回収体系を整備するために、中古品流通ルートを開通し、再生資源回収管理を規範化する。▽農林バイオマス総合利用、農業投入物の廃棄物回収を強化し、糞尿資源化利用水準を高める。▽工業固形廃棄物の根源的な部分における減量を推進し、工業固形廃棄物総合利用を強化し、工業固形廃棄物の貯蔵・処理を規範化する。▽ビニール袋禁止事業の成果を強化、拡大させ、プラスチック廃棄物回収・利用・処理を規範化し、陸・海の統合的な海洋ごみ管理を推進する。

 
※掲載された記事、写真の無断転載を禁じます
 

中国科学技術ニューストップへ
上へ戻る