2025世界人型ロボット運動会が14日から17日まで、北京市の国家スピードスケート館(「アイスリボン」)で開催される。同館では現在、出場チームに製品テストやデータ収集、技術検証などのサポートを提供する人型ロボット訓練拠点の整備が進められている。中国新聞網が伝えた。
7月30日には「アイスリボン」西広場のサンクンガーデンにある「パンダアイ」が点灯した。高さ12メートル、直径32メートルのドームで、名称の由来は、半球状の形が周囲の建築物と相まってパンダの目のように見えるためだ。軽やかで透明感のあるドームにダイナミックなLED照明システムが組み合わされ、美しくライトアップされている。外部は「ウォーターキューブ」(中国国家水泳センター)の外壁と同様のETFE膜で覆われている。内部には長さ24メートル、幅16メートルのロボット5対5サッカー競技場が設置され、その周囲には技術サポートエリアと観客席も備わっている。
2025世界人型ロボット運動会組織委員会マーケット開発部の趙東偉部長は、「今大会ではAIが自律的に対戦する5対5人型ロボットサッカーが開催される予定であり、『パンダアイ』は同競技用に設計された。競技場内部には、ロボットの認識精度を最大限確保するための中継照明とスポーツ照明が完備され、温度・湿度・空気清浄度も精密に制御することで、ロボットが最適な稼働状態を維持できるようにしている」と紹介した。
趙氏はまた、「パンダアイ」の今後について、「各種ロボット競技を開催するだけでなく、研修・学習の拠点として学生がロボットと間近で触れ合える場を提供していきたい」と述べた。
ロボット5対5サッカーは今大会の主要競技の一つだ。「パンダアイ」点灯の日には、RoboCupブラジル世界大会優勝の清華大学「火神」チームと準優勝の中国農業大学「山海」チームがここで事前トレーニングを行い、「パンダアイ」初の練習試合が行われた。
世界人型ロボット運動会ではサッカーの他、陸上、ダンス、バドミントン、卓球、バスケットボール、武術などの競技が行われる。人型ロボットのための世界初の総合競技大会として、現在までに国内外200以上のチームがエントリーしており、その中には14カ国・地域からの19チームが含まれている。

(画像提供:人民網)