中国重慶市で5日から8日まで開かれた2025年世界スマート産業博覧会において、投資プロジェクトの契約額が2000億元(1元=約21円)を上回った。新華社が伝えた。
今回契約されたプロジェクトはAI(人工知能)を主軸とし、「AI+」や「スマートコネクテッド新エネルギー車」などの分野に焦点を当てており、実証性が高く、波及効果が大きく、契約企業の実力が強いのが特徴だ。
期間中、万豊奥特が西部地域で進める「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)の拠点プロジェクトや、吉利科技の産業スマート製造プロジェクト、華清電子の半導体材料生産・パッケージングプロジェクトなど、一連の重要プロジェクトが契約された。このことは、産業の先端化・スマート化・グリーン化の発展を一層後押しするとともに、重慶市が国内に影響力を持つ科学技術イノベーション拠点を構築し、新たな質の生産力の育成を加速させる上で大きな意味を持つとみられる。

(画像提供:人民網)