2025年12月08日-12月12日
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中国、リサーチフロント活況度指数が6分野で1位に

2025年12月11日

 中国科学院科技戦略諮問研究院、中国科学院文献情報センター、クラリベイト・アナリティクスは3日、北京で「2025研究フロンティア」の発表会とシンポジウムを共同で開催した。会議では「2025研究フロンティア報告」と「2025リサーチフロント活況度指数報告」が発表された。科技日報が伝えた。

 報告によると、11の主要分野全体では、米国が1位を維持し、研究フロンティアの半数でトップとなった。中国は2位で、4割以上の研究フロンティアでトップとなった。3位から5位には英国、ドイツ、カナダが続いた。

「2025研究フロンティア」は、ESIデータベースに収録される1万3318の研究フロンティアを基礎として、農業科学・植物学・動物学、エコロジー・環境科学、地球科学、臨床医学、生物科学、化学・材料科学、物理学、天文学・天体物理学、数学、情報科学、経済学・心理学およびその他社会科学という11分野から、110のホットなフロンティアと18の新興フロンティアを選定し、関連分野の発展動向を客観的に示している。

「2025リサーチフロント活況度指数」は「2025研究フロンティア」をもとに、各国がこれらフロンティアで示した成果を評価した。上記11分野、128の研究フロンティアのうち、米国が活況度指数1位となったフロンティアは64件(全体の50%)、中国が52件(40.6%)、ドイツが3件だった。

 戦略諮問院戦略情報研究所の楊帆副所長は、「中国は、農業科学・植物学・動物学、エコロジー・環境科学、化学・材料科学、物理学、情報科学、経済学・心理学・その他社会科学の6分野で1位となった。これらの分野の研究基盤が強固であり、先端研究が活発で、学術的影響力が顕著であることを示している。地球科学、生物科学、数学の分野で2位となっており、全体的な進展が顕著だ。臨床医学、天文学・天体物理学の分野でも世界トップ5に入っている」と説明した。

 
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