2025年12月15日-12月19日
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上海初の低空ドローンによる医療検体配送ルートが開通

2025年12月17日

 中国上海市で10日、同市初となる常態化された低空ドローンによる医療検体配送ルートが開通し、上海交通大学医学院附属仁済医院の3つの本院・分院間の輸送で先行導入された。中国新聞社が伝えた。

 同日、医療検査検体を積載したドローン1機が、同病院の東院から離陸し、14.5キロ離れた南院へと飛行した。同時に、別のドローン1機が、同病院の北院から離陸し、8分後には4キロ離れた東院9号館の屋上に着陸した。

 ドローン配送の導入まで、同医院の医療検査検体輸送は主に「輸送車1台+運転手1人+警備員1人」という構成で行われていた。コストが高いだけでなく、人員配置や交通渋滞などの問題も考慮する必要があった。

 同医院の李勁副院長は比較データを示した。南院から東院までの直線距離は約14.5キロで、地上配送では約45分かかるが、ドローン配送ではわずか23分で済み、所要時間が大幅に短縮される。北院から東院までの直線距離は約4キロで、地上配送では約19分かかるが、ドローンだとわずか8分で完了し、搬送効率が大幅に向上した。

 同医院検査科の沈薇副主任は、「現在、ドローンで輸送されている検体は主に血液検体であり、検体の回転速度が速まったことで、結果報告までの時間が短縮されている」と説明した。

(画像提供:人民網)

 
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