2026年01月26日-01月30日
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「力鴻1号」に搭載されたバラ種子、宇宙で誘発突然変異 回収に成功

2026年01月29日

 中科宇航技術股份有限公司(中科宇航)の飛行体「力鴻1号遥1」によるサブオービタル飛行試験がこのほど、無事成功した。帰還カプセルに搭載されていた宇宙放射線誘発変異バラ種子は無事に回収され、1月23日に引き渡された。中央テレビニュースが伝えた。

 宇宙放射線誘発変異バラ種子は、南陽農業職業学院、南陽市林業科学研究院が河南農業大学などと共同で、形質に優れ、耐逆性・耐病性の高い野生バラ、中国古来のバラ遺伝資源、そして人工交雑で育成した系統から選抜した種子だ。「力鴻1号」のサブオービタル飛行試験により、宇宙環境特有の放射線や微小重力の作用を受けた後、種子の変異が誘発された。これにより、耐病性がより高く、花期が長く、独特な花色を持つ新品種の育成に向けた新たな道が開かれたという。今後、これらの「宇宙種子」は河南省南陽市の国家林木遺伝資源バンクで体系的な選抜育種が進められる。

 「力鴻1号」の飛行試験は、飛行高度約120キロメートルに達し、カルマン線を越えて宇宙空間に到達した。同飛行体は、打ち上げコストが低く、運用の柔軟性が高いことに加え、実験ペイロードの回収に対応できるなど、数々の利点を備えている。主に微小重力科学実験や近宇宙でのその場観測といった応用ニーズに対応し、科学実験ペイロードに対し、300秒以上にわたり安定した実験環境を提供できる。

(画像提供:人民網)

 
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