第一編 方式の転換 科学的発展の新局面開拓
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第四章 政策方針

経済社会発展の目標実現には、科学的発展の推進、経済発展方式転換加速が密接にかかわっていなければならない。統一的に計画し、双方に配慮し、改革、イノベーションを行い、経済社会発展における不均衡、不 調和等の問題解決に尽力する。明確な重大政策方針は:

マクロコントロールの強化、改善。

 国際金融危機の衝撃に対応した成果の強化、拡大。短期、長期コントロール政策を有機的に結合する。財政、貨幣、投資、産業、土地等、各種政策の協調、協力の強化する。マクロコントロールの科学性、先 見性を高め、確実性、融通性を増強し、合理的に経済成長の速度をコントロールする。経済の安定的かつ速い発展の保持、経済構造の調整、インフレ予想の管理関連で、積極的かつ確実な処理をする。経 済成長速度と構造の質、量の効果、利益統一を実現する。

消費需要拡大の長期効果構造建設。

 消費需要拡大を内需拡大の戦略的重点とする。積極的かつ確実な都市化の推進、就業優先戦略の実施、収入分配制度改革の深化、健全な社会保障体系と良好な消費環境の構築を通して、人民の消費能力増強、消 費予想の改善、消費構造の格上げ、消費潜在能力の放出を促進する。我が国国内市場全体の規模を世界のトップクラスに引き上げていく。

投資構造向上の調整。

 投資の内需拡大に対する重要な作用を発揮する。投資の合理的増加の保持。

 投資体制構造の完備。政府投資の範囲を明確にする。国有企業投資の規範行為。民間投資拡大を奨励する。盲目的な拡張、重複建設の有効な抑制。投資と消費、双方の良性循環を促進する。投資拡大と就業増加、民 生改善を有機的結合して、最終需要を創造する。

工業化、都市化、農業現代化を同時に推進する。

 工業による農業への支援を堅持する。「農村に多くを与え、少なく取る」方針で農村を都市が支持する。現代農業の発展、農民の増収促進、農村のインフラストラクチャーと公共サービス強化に対して、工業化、都 市化が十分に作用を発揮する。農業、農村発展の基礎固めをして、現代農業発展を加速する。

科学技術イノベーションにより産業の格上げを推進する。

 国内市場、国際市場、双方に配慮する。産業構造の向上と格上げに対して、科学技術イノベーションが力を発揮する。国家イノベーション新システムの構築を加速し、企 業の技術イノベーションにおける主体的地位を強化する。資金、人材、技術等、革新資源を導いて、企業に集める。生産部門、学校、科学研究機関戦略連盟を推進し、産業中枢の競争力を向上し、第三次産業を、さ らなるレベルアップの中で、協力、発展させる。

地域調和で、インタラクティブな発展を促進する。

 地域発展全体戦略と主体機能区戦略を実施する。

 西部大開発戦略の実施を区域発展全体戦略において優先的に位置づけ、各地域の優位を十分発揮させる。地域間産業要素の合理的移動、産業の秩序ある移転を促進する。中 西部地域で育成した新しい地域の経済成長を極め、地域発展の協調性を増強する。

省エネ・廃棄物削減の制約構造を整備する。

 エネルギー構造の高め、エネルギー消費総量の合理的コントロールする。資源製品の価格形成構造と資源環境税、費用制度を完備する。省エネ・廃棄物削減の法律、法規、基準を整備する。省エネ・廃 棄物削減の目標責任審査を強化する。資源節約と環境保護を生産、流通、消費、建設、各領域各部分で徹底する。持続可能な発展能力の高める。

基本公共サービスの均等化を推進する。

 基本公共サービス制度を公共製品として全人民に提供する。公共財政制度を整備する。政府の保障能力を高め、国情に合い整った継続できる基本サービスシステムを全国に構築する。都 市と農村の地域間の生活水準と公共サービスの差を縮小する。

都市、農村住民の収入増加を加速する。

 初回分配と再分配の調節システムを整備する。国家、企業、個人の分配を合理的に調整する。人民の収入増加と経済発展の同時進行を実現すべく努力する。労働報酬増加と労働生産率の向上を同時に行う。低 所得者の収入増加。中レベル所得者層の拡大の継続する。都市と農村、地域間、職業間、社会構成員間の格差拡大の傾向を逆戻りさせる努力をする

社会管理を強化し革新する。

 社会管理能力を高め、社会管理システムを創新する。

 サービス型政府の設立の加速し、サービスにおいて管理を実施し、管理においてサービスを体現する。社会の調和と安定に影響する起源的、基礎的、根本的な問題の解決に尽力し、安 定した秩序ある活力に溢れた社会を保持する。