第五十四章 社会主義の民主政治発展
人民代表大会制度、中国共産党が指導する多党協力・政治協商制度、民族区域自治制度および末端民衆自治制度を維持・整備し、社会主義政治制度の自己整備・発展を絶えず推し進める。民主制度を健全化し、民 主の形式を豊かにし、民主のルートを広げ、民主的選挙、民主的意思決定、民主的管理、民主的監督を法に基づき実施し、国民の知る権利、参政権、表現権、監督権を保障する。人 民代表大会による法に基づいた職権の履行を後押しする。最も幅広い愛国統一戦線を強固にし、強大にする。人民政治協商による団結と民主という2つのテーマをめぐる職能の履行を後押しする。工会、共産主義青年団、婦 人連合会などの人民団体による法律および各自の規約に基づいた活動と、社会管理、公共サービスへの参加を後押しする。党と国家の民族政策を徹底的に実施し、少数民族の合法的な権益を保障し、民族団結の宣伝教育・創 立活動を展開し、平等で相互に団結・扶助し調和の取れた社会主義民族関係を揺るぎないものにし、さらに発展させる。党の宗教活動に関する基本方針を全面的に貫徹し、経済・社 会発展の促進における宗教家および信者の積極的な役割を発揮させる。新たな社会階層の人々が中国の特色ある社会主義構築に身を投じることを奨励する。華僑関係業務をしっかりと行い、中 国の現代化建設と平和統一に対する海外に居住する華僑および帰国した華僑とその家族の関心と参加を支持する。