第五十九章 国防強化と軍隊現代化
毛沢東の軍事思想、トウ小平新時期の軍隊建設思想、江沢民の国防・軍隊建設思想を指針、科学的発展観を国防・軍隊建設の重要な指導方針として、新世紀・新段階における軍隊の歴史的使命を見据えて、新 時期の軍事戦略方針を全体図とし、国防と軍隊建設の科学的発展を主題とし、戦闘力生成モデルの転換加速を主軸として、軍隊の革命化・現代化・正規化づくりを全面的に強化する。
軍隊思想の政治づくりを強化し、軍隊に対して党が絶対的な指導権を有する根本的原則・制度を貫き、人民の軍隊という根本的趣旨を貫き、党の指揮に従い人民に奉仕し、勇 敢で戦闘に強いという優れた伝統を大いに発展させ、現代の革命軍人の核心的価値観を育む。軍事闘争準備をさらに開拓・深化し、情報システムに基づく体系的な作戦能力の向上を根本的な着眼点とし、軍 事訓練の転換をさらに踏み込んで進め、科学技術力の向上により軍隊を強化する方針を貫き、国防科学研究および武器装備の開発を強化し、現代的な後方勤務の全面的構築を加速させ、資 質の高い新たな軍事人材の育成に力を入れ、情報化の条件下で局地戦争能力を中核とした多様な軍事ミッションの遂行能力を向上させる。法に基づいて軍を統治し、軍は自ら厳格に統制し、科学的管理を強化し、国 防と軍隊改革を積極的かつ着実に推進し、指導管理体制を最適化し、共同作戦指揮体制を健全化し、軍事理論、軍事技術、軍事組織、軍事管理のイノベーションを推し進める。現代的な武装警察力を育成し、職務遂行・突 発的事件処理能力およびテロ対策・社会安定維持能力を強化する。予備力の構築を強化し、軍隊と政府、軍隊と民間の団結を深める。