中国工業・情報化部(省)と上海市政府は17日、同市で戦略的協力協定に調印した。これにより、国と地方による人型ロボット共同建設イノベーションセンターが同日、発足した。中国新聞網が伝えた。
上海市党委員会書記の陳吉寧氏は「新たな協定の調印を契機に、市の優位性をより良く発揮し、産業資源の恵まれた条件を活用し、各種活動を着実に実行に移す。製造業の先端化、スマート化、グリーン化のチャンスをつかみ、産業基盤の安定においてトランスフォーメーションと高度化をしっかり行い、先導産業の発展に注力する」と述べた。
工業・情報化部部長の金壮竜氏は「わが部は先進製造業の発展、イノベーションの担い手の構築、一流企業の育成、工業分野の設備更新、工業遺産の保護・利用などの面で市との協力を深める。製造業の先端化、スマート化、グリーン化発展を急ぎ、上海のセンター建設をより良くサポートする」と述べた。
協力協定によると、双方は協力メカニズムを深化・整備し、上海のセンター建設に焦点を当て、製造業の質の高い発展を推進する。