中国国家知識産権局はこのほど、複数の部門と共同で「知的財産権保護制度構築プロジェクト実施案」を策定した。新華社が伝えた。
同局によると、実施案は世界トップレベルのビジネス環境を支える知的財産権保護制度の構築を急ぎ、ハイレベルの科学技術自立自強の実現を後押しし、経済の質の高い発展の推進を目的としている。
実施案は、知的財産権保護政策・標準制度や、知的財産権法執行司法制度など7つの面で重点的に実施される。
同局関係者によると、2025年までに発明特許の審査期間を15カ月に短縮し、一般的な状況における商標登録期間を7カ月とし、商標審査サンプリング合格率を97%以上にする。そして、27年までに知的財産権保護制度と保護能力現代化に関する実質的な措置が講じられ、35年までに知的財産権保護制度と保護能力現代化がほぼ実現するという。