中国の西昌衛星発射センターで5月30日、キャリアロケット「長征3号B」が打ち上げられ、パキスタンの多目的通信衛星が予定の軌道に投入された。中国新聞網が伝えた。
同衛星は東方紅4号強化型プラットフォームを採用して製造されたもので、複数の通信・航法強化業務ペイロードなどを搭載し、パキスタンや周辺地域にテレビ、ラジオ、エリア拡張通信、高スループットブロードバンド通信、衛星航法補強システムなど複数種類のサービスを提供する。
今回の衛星プロジェクトは長城公司とパキスタン側にとって3番目の衛星協力プロジェクトとなる。