2024年06月10日-06月14日
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10日間で3回成功 北京亦荘のロケット打ち上げ頻度が増加

2024年06月14日

 中国北京経済技術開発区(北京亦荘)によると、北京亦荘の星河動力宇宙公司が6日、酒泉衛星発射センターでキャリアロケット「穀神星(ケレス)1号(遥13)」を打ち上げ、衛星3基と「愛神星」軌道滞在試験プラットフォームを高度545キロの太陽同期軌道に投入した。穀神星1号の打ち上げ成功は10日間で3回目であり、北京亦荘における今年6回目の商用キャリアロケット打ち上げとなった。科技日報が伝えた。

 北京亦荘の関係者は「われわれは年内に商用ロケットを30回以上打ち上げる予定で、打ち上げ頻度が昨年の予想より130%増える見込みだ」と説明した。

 北京亦荘は企業の宇宙進出を支援するため、商業宇宙企業のサポートに専念するチームを設立し、18件の商業宇宙支援策を発表した。そして、商業宇宙「参天計画」を開始し、中国の商業宇宙集積発展拠点と世界宇宙産業イノベーションの新たなランドマークを積極的に構築している。

 関係者は「北京亦荘には現在、キャリアロケットや極超音速機、ロケットエンジン、衛星製造、衛星応用、モデルマッチング、地上設備、技術応用などの宇宙企業が70社以上集積している。商用ロケット開発企業数は中国の75%以上を占め、生産額は300億元(1元=約22円)を上回る」と語った。

 
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