2024年07月08日-07月12日
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雲南省、クリーンエネルギーの発電設備容量が全体の9割に

2024年07月12日

 南方電網雲南電網公司によると、中国雲南省のクリーンエネルギー発電設備容量は、今年上半期(1~6月)時点で1億2300万キロワット(kW)に達し、全体の90.08%を占めた。人民日報が伝えた。

 同省はグリーンエネルギー資源が豊富で、開発可能なグリーンエネルギー資源総量は2億kWに上り、中国全土の約20%を占めている。うち水力資源の保有量は1億400万kWで、理論的に開発可能な規模は約9795万kWとなっている。風力資源の総保有量は約1億2300万kWで、推進・実施可能な風力発電プロジェクトの総設備容量は約2000万kWに上る。

 省内129県(市・区)のうち、太陽光資源の開発価値が高いエリアは59カ所で、実現可能性を持つ太陽光発電の総設備容量は約6000万kWとなっている。今年4月以降、太陽光発電と風力発電が火力発電を上回り、雲南省で2番目と3番目の電力源になった。今年上半期には雲南のクリーンエネルギー発電量が1517億9000万kWhに達し、総発電量の85%を占めた。

 同省は今年、新エネルギー1600万kWの生産を開始する計画だ。南方電網雲南電網公司は、新エネルギーの観測、計測、制御の能力を高め、エネルギーの相互補完と最適化調整を行い、電力網の運営方法と「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)を最適化することで、クリーンエネルギーの消費を最大限保障するとしている。

 
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