中国工業・情報化部（省）装備工業発展センター主任で世界スマートコネクテッドカー大会組織委員会秘書長の瞿国春氏は2日、世界スマートコネクテッドカー大会の記者説明会で、同大会が10月17～19日に北京亦荘北人亦創国際会展センターで開催されると説明した。人民網が伝えた。
大会は、世界のスマートコネクテッドカーの先進的な経験と実証推進の交流プラットフォームを構築するもので、世界の政界や企業と業界を結び、各方面の資源・知恵を集結し、産業が直面している課題を協力して解決し、スマートコネクテッドカーの発展を加速させるのが狙いだ。
瞿氏によると、大会には次の3つの注目点がある。
（1）スマートコネクテッドカー世界10大ブレイクスルーと10大トレンドを発表。大会ではスマートコネクテッドカー産業発展の10のブレイクスルーと未来の10大技術トレンドを発表する。過去10年間の成果を総括し、業界の科学技術イノベーションと産業高度化の方向性を牽引する。
（2）大会では年間を通じたシリーズイベントを中国国内で展開し、中央・地方政界や企業、産学研用（企業・大学・研究機関・ユーザー）の多方面の連携を強化する。マルチチャネルによるメディアコンバージェンスプラットフォームを通じ、業界の成果を持続的に展示し、大会が年間を通じて影響力を発揮できるよう確保する。
（3）マルチシーンのスマート運転機能を全面的に展示。大会では多ブランドのスマートコネクテッドカーを展示し、便利な予約サービスを提供する。来場者に都市道路ハイレベル運転補助機能やV2X青信号最適化速度推奨機能、自動駐車などの技術を体験してもらう。また、自動運転カーニバルや工業観光見学イベントを特別開催し、中国のスマートコネクテッドカー産業の成果を全面的に示す。