中国貴州省貴陽市でこのほど開かれた2024中国国際ビッグデータ産業博覧会で、貴州翰凱斯智能技術有限公司(PIX Moving)が開発した小型自動運転バス「Robobus」が自動運転車体験エリアに登場し、来場者の注目を集めた。会場では、許可証を取得した「Robobus」による来場者のシャトルサービスも行われた。新華社が伝えた。
会場ではオシャレなデザインの「Robobus」を多くの来場者が撮影をしていた。「Robobus」はPIX Movingが初めて量産化した自動運転車両で、シャーシと車内空間を別々に開発した。車内空間に運転席やハンドル、アクセル、バックミラーなどがなく、車体には前後の区別がないため、前後どちらの方向にも移動できる。
PIX Movingで海外市場を総括する李雅玲氏によると、同社は2013年に貴州省で設立された。自動運転製品のグローバル化と商用化を急速に進めており、「Robobus」やスマートカーを30以上の国・地域に輸出している。
サイエンスポータルチャイナ事務局が、中国の科学技術に関するニュース記事を人民網と共同通信の記事より選んで、日々届くフレッシュなニュースとしてお届けしています。
下記よりご覧ください。