「中国トップ500社」発表 研究開発への投入が過去最高
2024年09月19日
中国天津市で10、11両日、「2024中国トップ500社サミットフォーラム」が開かれ、24年度の「中国トップ500社」ランキングが発表された。これらの企業の23年における研究開発費は前年比14.9％増の1兆8000億元（1元＝約20円）以上となった。新華社が伝えた。
「中国トップ500社」の研究開発強度は1.90％で過去最高となり、ハイエンド設備製造業と情報技術サービス業が研究開発強度で上位を維持した。イノベーション成果のアウトプット水準も持続的に向上し、企業が保有する有効特許数は前年比14万4400件増（7.7％増）の202万9700件となった。うち発明特許数は19.7％増の88万9600件で、特許全体の43.8％を占めた。
ランキングを見ると、新興産業関連企業がトップ500社で重要な位置を占めていることがわかる。
戦略的新興産業と未来産業は、新たな質の生産力を効果的に育成する重要な担い手となっている。トップ500社のうち、先進的な製造業と次世代情報技術産業の企業の順位が際立っており、新エネルギー設備製造や動力・蓄電池、通信機器・コンピューター製造、半導体・パネル製造などの企業が31社ランクインし、過去5年で18社増加した。
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