中国四川省成都市は自動車保有台数が600万台を超えている。同市は現在、人工知能(AI)と駐車を組み合わせ、中国初の区域レベル自動バレーパーキング(AVP)の実現に取り組んでいる。中央テレビニュースが伝えた。
成都ハイテクパーク5Gインターネットテクノロジーイノベーションパーク内のAVPシーン実証実験場では、スマホや車載システム、駐車場の設備が連動しており、スマホのアプリをタップするだけで車が自動で最適の走行経路を選んで駐車場に駐車する「ワンタップ駐車」が可能となっている。さらに、自動駐車した車は「呼び出し」をタップすれば、自動でユーザーのいる場所まで走行する。
成都市にあるテクノロジー企業のチームは、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)といった技術を駆使して、駐車場資源のスマート化管理と最適化を実現し、中国初の区域レベルAVPを実現した。