中国インターネット情報センター(CNNIC)は21日、第56回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。報告によると、2024年に中国の人工知能(AI)産業規模は7000億元(1元=約20円)を突破し、複数年連続で20%以上の成長率を維持している。人民網が伝えた。
報告は、「2025年上半期において、生成AI製品が技術面から応用面へと全面的に進展し、製品数が急増し、応用シーンが継続的に拡大している」と指摘。以下の具体的事例を挙げた。
第一に、中国はAI分野における影響力を大きく高めている。3月末時点で、国家インターネット情報弁公室に登録された生成AIサービスが346件に上っている。中国発のAI製品の登場は世界的な注目を集めており、「DeepSeek」(ディープシーク)は公開からわずか20日足らずで世界の1日当たりのアクティブユーザー数が3000万人を突破。140カ国・地域のアプリ市場でトップに立ち、世界で最も急速にユーザー数を伸ばした生成AIアプリとなった。
第二に、生成AI技術は各種の具体的な応用シーンにますます浸透しつつある。ユーザー利用動向としては、2025年6月時点で「質問への回答」に生成系AIが使われた割合が最も高く、80.9%に達した。産業面では、2024年に中国のAI産業規模は7000億元を突破し、複数年連続で20%以上の成長率を維持している。国産AI製品は1000億単位のパラメータ規模やマルチモーダル機能などでブレイクスルーを果たしただけでなく、オフィス協働、教育普及、工業設計、コンテンツ制作などのシーンと深く融合し、複数の分野をカバーするスマートアプリケーションエコシステムを構築している。