中国国家発展・改革委員会、工業・情報化部(省)、国家エネルギー局はこのほど「ゼロカーボンパーク建設に関する通知」を発表した。光明日報が伝えた。
通知では、条件の整った地域で先行的に複数のゼロカーボンパークを建設し、関連する計画設計、技術設備、ビジネスモデル、管理規範を段階的に整備しながら、各種パークの低炭素化・ゼロカーボン化改造を計画的に推進し、パークと企業の炭素排出削減と効率向上を支援するとしている。
また、パークにおけるエネルギー利用構造転換を加速させることも打ち出された。パークおよび周辺地域での非化石エネルギーの開発・利用を強化し、パークとのマッチング・連携を支援する。さらに、エネルギー貯蔵などの調整機能を計画的に配置する。地域の実情に合わせたグリーン電力の直接供給モデル(パークへの再エネ直結供給や、分散型配電網への近接接続など)を発展させ、グリーン証書やグリーン電力取引への参加を奨励し、水素と電力の統合的な開発・利用モデルを模索する。