2025年11月10日-11月14日
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世界インターネット大会、3年連続で100%グリーン電力供給を実現

2025年11月11日

 2025年世界インターネット大会烏鎮サミットが11月6~9日、中国浙江省桐郷市烏鎮で開催された。今回のサミットも「グリーン開催」の理念が継続され、3年連続ですべての会場と施設が100%グリーン電力でまかなわれた。科技日報が伝えた。

 国網嘉興電力供給公司の関係者によると、烏鎮サミットは510枚のグリーン電力証書を購入し、50万キロワット時(kWh)以上のグリーン電力を調達した。すべての電力は西北地域のクリーンエネルギー拠点から供給され、二酸化炭素排出量を380トン以上削減できるという。

 同社は会場向けに省エネ・脱炭素のカスタムプランを策定し、「太陽光発電ドクター」システムを稼働。屋上ソーラーや太陽光発電フェンスなどの設備をリアルタイムで監視・診断した。このほか、烏鎮全域では900本以上の公共充電ポール、2600基以上の個人用充電ポール、さらに移動式充電ロボットの連携による「5分充電圏」を実現。会期中のグリーンモビリティのニーズに応えた。

 グリーン電力供給に加え、電力供給保障の科学技術水準も向上した。同社は一人用「6in1」装置、AR(拡張現実)グラス、ドローンポート、送電線用マイクロ撮影装置などを導入することで、「送電-変電-配電-利用」の全工程をカバーするデジタル電力保障システムを構築。電力運用状況のリアルタイム可視化により、迅速な対応を実現した。

 
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