中国四川省成都市にある華西医療ロボット研究院では、一風変わったリハビリ装置が評判となっている。人民網が伝えた。
この装置は麻雀(マージャン)ゲームをしながらリハビリに取り組めるというもの。同研究院の関係者は、「四川省と重慶市の麻雀文化からインスピレーションを得て制作した。マージャンの実際の動作を真似することで、ユーザーがより積極的にリハビリに取り組めるようになっている」と述べた。院内ではリハビリ中の患者が楽しみながらリハビリに励んでいる。
この製品は主に上肢運動機能障害や脳卒中神経リハビリ、術後の微細運動機能の回復、認知障害に対する運動介入などで使用できる。成都市ではすでに、複数の施設で導入されており、リハビリが必要な患者の治療に使われている。