中国四川省宜賓市の宜賓スマートトラムT1線でこのほど、中国初の水素エネルギースマートトラムが運行を開始した。これは同路線が水素エネルギーの時代に突入したことを示している。科技日報が伝えた。
今回運行開始した水素エネルギースマートトラムは35メガパスカル(MPa)水素貯蔵システムと大出力燃料電池システムを採用。エネルギー変換効率が高く、水素充填時間が短いという特徴を持ち、1回の水素充填で200キロ以上走行可能で、走行中のゼロエミッションと無公害を実現する。