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国家ブロードバンドネットワーク科学技術発展『12・5』特定計画

2012年9月 科学技術部

概要

 「国家ブロードバンドネットワーク科学技術発展『12・5』特定計画」は、数多くの家庭が100Mbpsブロードバンドに接続し、国の情報ネットワークのトラフィック総量を1,000Tbps以上とし、ブロードバンドネットワーク技術産業と応用を世界のトップレベルに発展させるための具体的な目標を掲げている。

 「600件の国家発明特許を出願」「20件の自主知的財産権を有する国家規格を制定」などコア技術の知的財産権獲得に強い意欲を示す記述が目を引く。


国家ブロードバンドネットワーク科学技術発展「12・5」特定計画

 第12次五カ年計画期間は、わが国にとって全面的に小康社会を建設する鍵となる時期であり、自主イノベーション能力の向上、戦略的新興産業の育成、イノベーション型国家の建設を推進する重要な段階である。ブロードバンドネットワーク技術のイノベーションと産業開発を加速することは、わが国ブロードバンドネットワーク基盤の整備、情報化応用水準の向上、経済発展方式の転換加速、経済の安定で快速な発展に極めて重要な意義がある。

 ブロードバンドネットワーク技術のイノベーションと産業化推進を加速し、ブロードバンドネットワーク産業のコア競争力を向上させるために、「国家中長期科学技術発展計画要綱(2006-2020年)」、「国家『12・5』科学技術発展計画」および「国務院の戦略的新興産業の育成・発展を加速するに関する決定」などの要求に従い、本計画を作成した。

一.情勢と需要

(一)経済社会発展のコアインフラストラクチャー

 ブロードバンドネットワークは、国の最も重要なインフラ施設の一つであり、技術の進歩、全社会の情報化プロセスの加速に伴い、ブロードバンドは経済情報化の基礎的資源であるのみならず、その影響は伝統情報通信産業をとっくに凌駕し、社会・政治・経済・文化・金融などの活動が展開するための土台となり、全社会生産性の向上、新しい就業機会の創出などに大きな影響を与えている。短期的にも長期的にも、情報通信ネットワークのブロードバンド化は、より発達した情報化社会にまい進するための必須の経路である。

(二)ネットワーク技術イノベーションの重大需要

 情報技術が社会各業種へ広く浸透することに伴い、ネットワークトラフィック量は爆発的に増加している。しかし、現行のネットワークシステムに固有の欠陥があるため、インターネットは、伝送効率、サービス確保、情報安全などで多くの問題が現われ、インターネットのさらなる発展を制約しているだけでなく、社会の情報化プロセスを阻害し、さらには社会の安定と国の安全に脅威をもたらしている。一方、光通信と無線通信は、ブロードバンド化、インテリジェント化、統合化、集積化の方向に進み、それによってシステムの伝送速度と効率が共に向上している。ネットワーク通信技術は、今まさに新しい技術ブレークスルーが醸成されつつある。

(三)戦略的新興産業育成・発展の基礎

 ネットワーク通信産業は、現代産業体系の発展、戦略的新興産業の育成の重要な基礎と媒体である。ブロードバンドネットワークのイノベーションとブレークスルーの戦略的好機を逃がさず、社会進歩とネットワーク産業発展の需要に着目して、技術と人材を備蓄し、将来のネットワークの核心的な知的財産権を創出・掌握し、情報ネットワーク技術における戦略から技術までの国際的発言権を増大させることによって、わが国のネットワーク情報産業がコア技術において他国に左右されているという受け身の状態を打破し、それによって関連産業のコア競争力を増強し、経済発展の形式と国民生活のスタイルを革命的に転換させ、国の長期的な総合競争力を高めることができる。

(四)経済社会発展と構造転換の需要

 情報ネットワーク技術の広範な応用は、基礎、生産、消費、公共などのサービス分野で大量の新興サービスの応用を生み出し、伝統産業の転換とグレードアップを促進するだけでなく、さらに電子商取引、ネットワーク金融、デジタルメディア、ネットワーク教育、情報サービスなど大量の低資源消費、低エネルギー消費、高付加価値の新興サービス業を派生し、社会経済が快速に成長するための重要なエンジンとなり、現在のわが国の経済発展方式の転換、経済の安定快速成長の維持に極めて重要な意義がある。

二.指導思想と発展原則

(一)指導思想

 科学的発展観を徹底実施し、「国家中長期科学技術発展計画要綱(2006-2020年)」で確定した開発重点と「国務院の戦略的新興産業の育成・開発を加速するに関する決定」に従い、ブロードバンドネットワークイノベーション志向戦略を実施し、知識イノベーションと技術イノベーションによって、ブロードバンドネットワーク産業イノベーションを促進することを重点とし、国の重大需要に向けて、ブロードバンドネットワークコア技術、コア部品とプラント装置の全体イノベーション推進を加速し、ブロードバンドネットワーク産業のコア競争力を大幅に高め、わが国がブロードバンドネットワーク技術の重大変革の中で世界と歩調をあわせ、国のブロードバンドネットワークインフラ整備を支援し、「3網統合」の全面展開を促進し、わが国の情報ネットワークおよびその業務応用の飛躍的発展を実現する。

(二)発展原則

 イノベーションによりけん引し、先行の機を争奪する。ブロードバンドネットワーク通信技術がより高速的、より効果的、より知能的、より安全的な方向に向かって発展し、そして次第にアップグレードする新たなチャンスを逃がさず、国の重大需要に向け、重大科学技術任務によって、ブロードバンドネットワーク技術発展の全体方向をけん引し、ブロードバンドネットワーク技術の情報分野における基礎的・サポート的な役割を十分に発揮させ、情報技術の重大変革において世界との同一歩調を確保し、わが国情報ネットワークおよびそのサービス応用の飛躍的発展を実現する。

 統一的に計画を立て、協調的に発展する。ブロードバンドネットワーク通信技術の研究開発、応用実証、産業化、応用・サービス提供などの各段階の協同を強化し、重要な応用と確信装置を先頭として、自主イノベーションを強化し、産業連鎖間の技術提携と総合集積を強化し、基幹・コア技術と製品の研究開発に努力し、ブロードバンドネットワーク装置の国産化率を継続的に高めると同時に、部品、チップ、オペレーションシステムなどの基礎技術とルーター、光伝送装置などの重要装置とコア技術のブレークスルーを促進し、ネットワーク、技術、装置、アプリケーションの同時開発を実現する。

自主的にコントロールし、安全を確保する。長期間にわが国のブロードバンドネットワーク産業発展を長期間に制約しているコア技術とデバイスにおいて力を合わせてブレークスルーを実現し、フルセットのネットワークコア装置とアクセス装置を体系的に開発し、完全な技術イノベーションチェーンと産業チェーンを構築し、情報通信インフラ施設を自主的にコントロールする能力と情報安全確保能力を高める。

三.発展目標

(一)全体目標

 2020年にわが国の家庭が100Mbpsブロードバンドに接続するという重大需要に向けて、フロンティア技術の最先端を制覇し、産業振興に緊急で必要なコア技術をブレークスルーし、わが国の情報基盤のトラフィック総量を1,000Tbps以上に達成するための総合ソリューションを提示し、フルセットのネットワーク設備を開発し、戦略的新興産業育成に力を入れ、モバイルインターネット、クラウドコンピューティング、「3網統合」およびモノのインターネットの重大応用をサポートし、インターネット技術、計算技術、モバイル通信技術、マイクロエレクトロニクス技術およびオプトエレクトロニクス技術の総合発展をけん引し、わが国のブロードバンドネットワーク技術発展と産業応用を率先して世界最先端に発展させるための確固たる基礎を固める。

(二)具体的目標

  1. ブロードバンドネットワークの発展を制約する高速、高周波数帯、高集積度、低消費電力のコア技術をブレークスルーし、関連するコア知的財産権を獲得する。
  2. 数多くの家庭が100Mbpsブロードバンドに接続するという核心指標をめぐって、わが国の情報ネットワークのトラフィック総量を1,000Tbps以上に発展させるためのネットワーク技術計画を研究し、フルセットのコアネットワーク装置とネットワークアクセス装置を開発し、わが国のブロードバンドネットワーク技術産業と応用を世界のトップレベルに発展させる。
  3. 急速に発展する映像(3D映像を含む)・音声サービスに対するサポートを核心として、次世代のラジオ・テレビ網の研究開発を加速し、ラジオ・テレビネットワークとテレビ、情報家電産業の発展をサポートし、国の「3網統合」政策に技術的保証を提供する。
  4. 統合イノベーションを強化し、ネットワーク基盤技術の課題を解決し、ブロードバンドネットワーク技術の統合と総合利用を推進し、業界の情報化における高度応用に向けた若干の試験応用を行い、わが国の情報化の高速発展を促進する。
  5. 国家科学技術計画に支援されている試験施設を十分に統合し、開放型の国家ブロードバンドネットワークイノベーション試験プラットフォームを構築する。

(三)目標体系

分類 No. 目標 属性
科学技術 1. 一群のコア技術、デバイス、システムを完成し、ユーザーの排他的100Mブロードバンド接続を支援する 拘束性
2. ネットワークアーキテクチャー、ネットワーク伝送、ネットワークセキュリティー、マルチサービスアクセス技術などの面で国家「3網統合」戦略をサポートする
3. ユーザー数が100万を超える大型の応用実証基地を2つ建設する
4. 1シリーズで200項目の自主制定のネットワーク規格・基準を形成する
5. 600件の国家発明特許を出願する
6. 20件の自主知的財産権を有する国家規格を制定する
7. コア知的財産権が世界トップレベルに達し、国際規格におけるコア特許の比率を10%以上に高める 予期性
8. 100Gbpsポート速度の高級ルーター、単一光源Tbps高速超長距離光伝送デバイス、全光スイッチデバイスなど一群の高級製品シリーズを形成する
経済 9. 1,000億元を超える産業規模を形成する 予期性
社会 10. 2基の公共技術イノベーション・試験プラットフォームを初歩的に作り上げる 拘束性
11. 10カ所程度の実証・試験応用拠点を設置する。

四.重点業務

(一)フロンティアの最先端を争奪する

 当面のインターネットに存在する重大な技術課題と変革のチャンスに直面して、革命的イノベーション理念と技術路線を採用し、イノベーションネットワークシステムの構造、プロトコル体制を研究し、新型アドレッシングとルーティング、ビルトインセキュリティー、ネットワークオートノミーとバーチャル化などのコア技術においてブレークスルーを取得し、コア知的財産権を獲得し、体系規格を作り、コア装置を開発し、より高速的な拡張性を持つQoSと安全、動的リソースシェアリングなどの重要課題を解決する。わが国を米国、EUと並ぶ世界三大の未来ネットワーク技術イノベーションセンターに発展させる。10年後の世界に現れる見込みのネットワーク技術革命と関連産業の重大変革に対し、理論、技術、応用等において基礎的で先導的なサポートを提供する。

(二)コア技術のブレークスルーを実現する

 ブロードバンドネットワークの発展を制約している高速、高周波数帯、高集積度、低消費電力のコア技術でブレークスルーを取得し、関連するコア知的財産権を獲得する。100Mと10,000ポートのマルチスイッチチップ、高性能のネットワークプロセッサー、超高速の長距離光伝送システム、Pb/s大容量光スイッチシステム、新型の光アクセスネットワークコア技術とシステム、Pb/s集団ルーターコア技術の研究・実験システム、インテリジェントルーターのコア技術・実験システムなどを重点的に研究・開発する。高速A/DとD/Aコンバーター、ミリ波と可視光の短距離高速ワイヤレスアクセスシステム、新型のコグニティブ無線システムなどを開発し、関連するコア知的財産権を獲得する。

(三)ネットワークプラント装置を開発する

 シングルユーザーの100Mbps接続能力という核心目標を向けて、わが国の情報ネットワークを1,000Tbps以上のトラフィック総量に進化させるネットワーク技術計画を研究し、フルセットのコアネットワークとネットワーク接続装置を開発し、相応する規模の試験実証を手配する。

  1. 新型のスマート端末。新型のスマート端末を開発し、各種通信、インターネットアクセス、メディア基本機能外の価値付加サービス能力に満足させ、これを踏まえて、家庭を単位にした情報化管理とサービスを実現し、遠隔医療・教育やスマートホームなどの各種付加価値業務を支援する。
  2. 新型の光ファイバー接続技術。変調パターン、デジタル/アナログ変換、方式の互換、データバースト、イーサネット伝送と管理保守などのコア技術を重点的に研究する。
  3. 新型の無線接続技術。対干渉技術、マルチアンテナ技術、より高次の変調技術、マイクロセルラー技術などの周波数スペクトル利用率向上技術、キャリアアグリゲーション、コグニティブ無線技術など周波数スペクトル増強のスケジューリングフレキシビリティーを高める技術、およびミリ波、テラヘルツ、可視光など周波数スペクトル拡張技術などを重点に研究する。
  4. データ装置の処理能力。接続制御層BRAS/SRの処理能力を大幅に高める技術とブロードバンドにアクセスする技術を研究する。
  5. 光ファイバーネットワーク帯域幅の調整技術。グリッドに依存しない光デバイス(WSS波長選択スイッチ、光合分波器)、および波長に依存せず、方向に依存せず、コンテンツに依存せず、グリッドに依存しないROADMシステムとスケジューリング手法・技術を研究する。
  6. 大容量パケットトランスポート装置。P-OTNなどの融合設備の実現とサービススケジューリング技術を研究し、パケットサービスの集約と大パーティクルのトラフィック量の迅速で効果的なスケジューリングを実現する。
  7. クラスタリング技術。クラスター機能に対応でき、スイッチ能力が100Tを超え、インターフェース速度が100G~400Gに達するというコアルーター、OTN/WDMなどのデバイスを研究する。
  8. 大容量光スイッチ技術。双方向10Pbps以上の超大容量と極小パーティクルレベルのノンブロッキングスイッチの高信頼性、低消費電力光スイッチノード構造、モジュールデバイスおよびシステムなどに対応するコア技術を研究する。
  9. 超遠距離高速光伝送技術。100GHzコヒーレント受信、光ファイバー特性の高速補償、大帯域幅のエラー修正技術、16Tx1000kmシステムなどのコア技術を研究する。

(四)業界における応用・発展を支援する

 急速に発展する映像(3D映像を含む)・音声サービスを支援することを核心とし、次世代ラジオテレビネットワーク(NGB)の研究開発を加速し、ラジオテレビネットワークとテレビ、情報家電産業の発展を支援し、国の「3網統合」政策を技術的に確保する。次世代ラジオテレビネットワークの技術体系を重点的に研究して整備し、双方向サービスプラットフォーム、コンテンツ保護、セキュリティー管理、ブロードバンドアクセス、スマートテレビ端末などのコア技術でブレークスルーを取得し、関連する国家と業界の規格を制定する。技術試験と応用実証を展開し、ラジオテレビブロードバンドネットワークを建設し、双方向動画を主とする統合サービスの発展を推進し、ラジオテレビネットワークに基づく「3網統合」の発展を推進し、関連産業の振興を促進する。

 ネットワークレベルでは、有線と無線の結合、衛星・地上一体のNGBネットワークアーキテクチャー、サービスシステム、セキュリティー・監視システムを重点的に研究する。アクセス技術の面では、100Mbpsブローバンドアクセスを家庭へ提供することを支援し、新型の同軸ケーブルアクセス技術および無線・有線結合のブロードバンドアクセス技術を重点的に研究する。サービスレベルでは、3網統合、動画を主な特徴とするラジオ・テレビ双方向サービスプラットフォーム技術と運営支援技術、ミドルウェア、次世代映像・音声エンコード、3D映像、コンテンツの保管と配信、コンテンツ保護、トランスペアレントコンピューティングとクラウドコンピューティングの応用などのコア技術を重点的に研究する。端末技術の面では、①テレビオペレーションシステム(TVOS)およびスマートテレビ端末技術、②NGBサービスの開放性と互換性を保証するコア技術を重点的研究する。家庭向けのモノのインターネットと「スマートホーム」というNGB家庭ネットワークに関するコア技術を支援する。複数の都市において3網統合サービスの実証試験を展開する。NGBに対応するプラントネットワーク装置、サービスの応用・サポートシステム、コアチップ、ソフトウェア、家庭用モノのネットワークデバイスとユーザー端末を開発する。

(五)統合イノベーションを強化する

 産業に抱える早期に解決すべき重大なネック課題について、産業のコア基盤技術とサポート技術を研究開発し、統合イノベーションを強化し、情報技術と産業の持続可能な発展を推進する。Ipv6遷移メカニズムとコントロールシステムを重点的に研究し、電力網、センサーネットワーク、モバイルインターネットとブロードバンドとの統合技術を研究する。

(六)産業のイノベーション発展を支援する

 創造的技術から成熟的技術へ進化する過程における「成熟度障害」の解決に向けて、規模が大きく、種類が豊富で、技術が多様化した開放的国家ブロードバンドネットワークイノベーション試験プラットフォームを構築し、わが国のネットワーク技術と産業の発展をけん引・支援する。

五.保障措置

(一)科学技術経費を増加する

 科学技術経費投入メカニズムを革新し、全方位の体系的で安定した財政投入拡大メカニズムを確立し、重大なコア技術の研究開発、重大産業イノベーション発展プロジェクト、重大なイノベーション成果の産業化、重大な応用実証プロジェクト、イノベーション能力の建設などを支援する。政府による指導と支援を強化し、資金の使用効果を高める。

(二)産業技術イノベーション戦略連盟の建設を推進する

 科学技術特別計画における産・学・研・用(注)は技術体系を革新し、国家級ブロードバンドネットワーク産業技術イノベーション戦略連盟を設立して発展させる。既存の国家工学技術研究センター、国家重点実験室をベースとし、企業発展の内在的需要と連盟加盟者の共通利益を絆として、企業、研究機関、大学による産学研連携の新型技術イノベーション戦略連盟を設立し、共同開発・利益共有・リスク分担によって、産業技術イノベーションチェーンを形成し、科学技術成果の現実的生産力への転化を加速し、産業のコア競争力を高める。

(三)技術イノベーションサービスプラットフォームの整備を強化し、技術成果移転を促進する

 国家級ブロードバンドネットワーク技術イノベーションサービスプラットフォームを築き、ブロードバンドネットワーク分野の基盤技術とコア技術の研究開発を主として、科学技術資源を共有し、科学技術の研究開発に提携し、社会に向けて開放し、運営メカニズムと技術サービスを革新する。企業に技術的支援を提供し、技術リスクを回避し、開発コストを削減し、開発時間を短縮し、企業の技術イノベーション能力を向上させる。ブロードバンドネットワーク技術成果移転を強化し、業界の基盤技術と先進な適用技術など科学技術成果の全業界への展開を重点的に支援し、技術型企業の優位性の相互補完、産業構造のアップグレードと開発のモデルチェンジを実現する。

(四)技術イノベーション基地整備を推進する

 ブロードバンド、ユビキタス、コンバージェント、セーフティーな情報ネットワーク基盤の整備を加速するために、次世代インターネットのコア装置とスマート端末の開発と産業化を推進し、3網統合などの戦略的新興産業の育成と発展を加速し、国家ハイテク産業開発区、国家級ハイテク産業化基地の役割を十分に発揮させ、成果の産業化移転を加速し、コア競争力育成に力を入れる。イノベーション型産業クラスター建設プロジェクトを実施し、重点特別計画で確定された主要な目標に向けて、ブロードバンドネットワーク分野の基盤技術とコア技術の開発とコアソフト・ハードウェア製品の開発を促進し、関連技術の応用を推進し、産業クラスターの形成とイノベーション創出を促進する。

(五)人材育成を強化する

 イノベーションチームの育成を強化し、イノベーション発展を支える一群の優秀な人材を育成する。人材に向けたインセンティブメカニズムを確立・改善し、重大なイノベーション成果を創出した人材に高額な褒賞を与え、ハイレベルのイノベーションチームを長期で安定的に支援する。ハイレベルのイノベーション型科学技術人材を重点とし、一群の世界水準の科学技術リーダー人材、エンジニアおよびハイレベルのイノベーションチームを育成するように努力する。第一線のイノベーション人材と若手の科学技術人材育成に力を入れる。人材使用制度を改善し、人材開発環境を最適化することによって、人材の引き付け、人材の活用、人材の引き留めに資する制度をつくる。フレキシブルな人材政策を実行し、国内外の各種科学技術人材が多様な形で科学技術イノベーション活動に参加することを奨励する。

(六)国際交流・協力を強化する

 ブロードバンドネットワーク科学技術の発展動向に注目し、ブロードバンドネットワーク技術の国際交流協力制度を整備する。平等協力とウィンウィンという原則を堅持し、多国間組織へ積極的に参加し、二国間協力を強力に推進する。国内開発と対外開放を統一に計画し、ブロードバンドネットワーク技術、資源、人材育成などの分野における交流と協力を切実に強化する。

(七)ブロードバンドネットワークに関する法整備を推進する

 ブロードバンドネットワークの法整備を加速し、情報インフラ施設、電子商取引、電子行政、情報安全、政府情報公開、個人情報保護などに関する法律法令を制定・充実し、ブロードバンドネットワークの発展に資する法的環境をつくる。


※注)用は「用途」と「用戸(ユーザー)」の用で、市場のニーズにも対応するの意


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