四川大学
大学の概要
名称 日本語 | 四川大学 |
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英語 | Sichuan University |
主管部門 | 教育部 |
本部所在地 | 四川省成都市一環路南一段24号 |
土地面積(㎡) | 4,700,024 |
建物面積(㎡) | 1,882,865 |
ウェブサイト(URL) | http://www.scu.edu.cn/ |
「双一流」構築大学 | 一流大学一流学科 |
院士数(2021年調査時) | 中国科学院:10(兼任3)中国工程院:15(兼任5) |
予算(2021年度:万元) | 1,017,552 |
沿革
四川大学は旧四川大学、旧成都科技大学、旧華西医科大学の3重点大学が合併して改組設立された。旧四川大学は1896年設立の「四川中西学堂」を前身とする中国西南地区で最も早期に設立された近代的大学だった。旧華西医科大学は西方キリスト教会が1910年に設立した華西協合大学を前身とし、西南地区で最初の西洋医学院だった。1994年に「四川連合大学」、1998年に現在の「四川大学」に改称。2000年に「華西医科大学」が合併し現在の四川大学となった。
特徴
四川大学は「天府の国(天が与えた豊かな地)」と呼ばれ中国の歴史文化遺産の豊富な成都市に所在し、中国西部地区を代表するハイレベルの研究型総合大学である。「211プロジェクト」と「985プロジェクト」指定の重点大学であり、2017年9月には、「双一流」構築大学に選出された。ている。2015年、国家重点学科は46、博士課程の学科349、修士課程の学科443、本科専攻134、ポスドク科学研究流動ステーション37、国家重点学科46、国家重点人材育成科4などの拠点を有している。
学部・大学院
構成
経済学、法学、文学・新聞学、外国語、芸術学、歴史文化学、数学、物理科学・技術(原子力科学・工学)、化学、生命科学、電子情報学、材料科学・工学、製造科学・工学、電気情報学、計算機学、建築・環境学、計算機学(ソフトウェア)、建築・環境学、水利・水電学、化学工学、軽工業・紡績・食品学、高分子科学・工学、基礎医学・法医学、臨床医学、口腔医学、公共衛生学、薬学、公共管理学、商学、マルクス主義学、体育学、宇宙科学・工学、インターネット安全空間学
学生数(2021年調査時)
本科生 | 約37,000 |
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修士課程 | 約28,000(大学院合計) |
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博士課程 | - |
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専任教員数(2021年調査時)
4,578
研究活動
国家重点学科
人文社会学: (一級学科)中国言語文学 (二級学科)宗教学、政治経済学、歴史文献学、専門史 理学: (一級学科)数学 (二級学科)原子と分子物理、有機化学、植物学、遺伝学 工学: (一級学科)材料科学と工程、生物医学工程 (二級学科)固形力学、計算機応用技術、岩土工程、水力学と河流動力学、化学工程、皮革化学と工程、核技術と応用、 医学: (一級学科)口腔医学 (二級学科)法医学、内科学(呼吸)、内科学(消化)、児科学、映像医学と核医学、外科学(骨科)、外科学(普通外科)、外科学(胸心)、婦人科、腫瘍科、栄養と食品衛生学、薬剤学
国家重点実験室
水力学・山区河流開発保護国家重点実験室、高分子材料工学国家重点実験室、生物治療国家重点実験室、口腔医学国家重点実験室
研究開発経費(2017年収入:千元)
2,139,423
国際交流(2021年調査時)
留学生数
4,500(香港、マカオ、台湾出身の学生を含む)
留学生宿舎数
東区留学生宿舎と西区留学生宿舎があり、東区宿舎は2人部屋で1人1日あたり36元、1人部屋は48元などとなっている。
海外大学との交流(協定校数)
34ヵ国・地域の268大学と研究機関と交流及び協力関係を構築。アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、香港・マカオ・台湾のなど33ヵ国・地域の214大学との間では全方位の学生連合育成プロジェクトを展開している。校内には、中独エネルギー研究センター、中独水環境研究センターなどの国際科学研究協力プラットフォームがある。日本の提携大学としては、関西学院大学、北海道大学、熊本大学、北海道教育大学、大阪国際大学、早稲田大学、金沢大学、同志社大学などがある。
付属病院
四川大学付属華西医院、付属華西第二医院、付属華西第四医院、付属華西口腔医院