中国上海市崇明区でこのほど、同市初のスマート横断歩道警報システムが設置された。歩行者がこの横断歩道を渡ると、足元を数本の赤い光線が照らし、運転手と歩行者に対して音声で注意を促す。環球網が伝えた。
システムが設置された高島路は、2つの住宅街を接続する道路で信号灯がない。普段から交通量が多く、車や人が行き交うが、夜になると横断歩道周辺の照明が薄暗くなる。新設されたスマート横断歩道警報システムは、夜間、歩行者が道路横断する際の安全性を効果的に高めるとともに、雨や霧などの悪天候時に、運転手の視界が悪くなって歩行者が見えにくくなるという問題も解決する。