2024年04月15日-04月19日
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上海、計算能力インフラの整備・発展を推進

2024年04月17日

 中国上海市通信管理局など11部門はこのほど、スマート計算能力インフラの行動実施案を共同で発表した。同市の計算能力インフラの整備・発展を加速させ、上海を世界的影響力を持つ国際デジタル都市にすべく後押しする。新華社が伝えた。

 計算能力は情報計算能力、ネットワーク容量、データストレージ容量を一体化した新たな生産力だ。計算能力インフラは新型情報インフラの重要な構成部分で、安全で信頼性が高く、グリーン低炭素などの特徴を持つ。

 上海市では25年末までに、スマート計算能力施設の高効率な協同の実現を目指している。スマート計算能力の規模を30EFlops以上にし、計算能力全体に占める割合を50%以上にする。計算能力ネットワークのノード間の単一方向のネットワーク遅延を1ミリ秒以内にし、スマート計算能力センター内の先進的なストレージ容量が占める割合を50%以上にする。また、スマート計算能力要素を独自化し、大規模応用エンパワーメント価値を持つスマート計算能力センターを10カ所にし、スマート計算能力典型応用シーンを50以上にする。環境面では、新設されるスマート計算能力センターのPUE(電力使用効率)値を1.25以下に、ストレージ改造スマート計算能力センターPUE値を1.4以下にする。

 
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