【北京共同】中国オンライン旅行大手、携程集団(トリップドットコム・グループ)は7日、国慶節(建国記念日)に伴う大型連休(1~7日)の海外旅行商品の1日平均販売件数が過去最高になったと発表した。新型コロナウイルス流行前の2019年を上回った。日本の人気が最も高かった。
国際線の便数が回復して航空券の価格が下がったことなどが背景にある。日本に次ぐ人気の旅行先はタイや韓国、マレーシア、シンガポール、ベトナムなどだった。
海外から中国への旅行商品の販売件数も過去最高だった。中国政府が欧州やアジアを中心に対象国を拡大している短期滞在ビザ免除措置の効果が出ているとした。
国慶節に伴う大型連休の初日、北京首都国際空港で搭乗手続きをする旅行客ら=1日(共同)