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【25-02】中国科学院・中国工程院院士が選ぶ2024年中国/世界科学技術進展トップ10が発表

JST北京事務所 2025年01月29日

 1月22日、中国科学院と中国工程院の院士(アカデミー会員) らが選んだ2024年の中国/世界科学技術進展トップ10が発表になった。同選出イベントは今回が31回目で、中国内外の科学技術最新動向に対する一般の人々の理解を深め、最先端科学を普及する上で積極的な役割を果たしているという。以下に中国と世界の科学技術進展トップ10を挙げる(出典:中国新聞網)。

中国における科学技術進展

1.「嫦娥6号」が初めて月の裏面のサンプルリターンを行い、初の研究成果を発表した

2.中国の科学者が世界で初めて原言語に基づく脳型相互補完視覚チップを開発

3.中国初の深海掘削船「夢想号」が就役

4.科学者が世界初のペタバイト(PB)級超大容量光ディスクストレージを開発

5.「天関」衛星の打ち上げ成功と成果の取得

6.科学者が液体ヘリウムを使わない極低温冷却の新しいソリューションを開発

7.科学者が世界で初めて汎用CAR-T療法の成果を発表

8.中国の「スーパー顕微鏡」によって、大規模な細胞相互作用の全プロセスが初めて観察可能に

9.中国の研究者が凝集物質における重力子モードを初めて観察

10.第2回青蔵高原(チベット高原)科学調査で世界最長の山間地氷河コアを採取し、一連のブレイクスルーを実現

世界における科学技術進展

1.科学者が初めて3Dプリントによる機能性ヒト脳組織を作製

2.Googleの新型量子チップが画期的な精度を実現

3.ユークリッド宇宙望遠鏡、「宇宙地図」など初の科学成果を発表

4.科学者が過去最大規模の脳遺伝子制御ネットワーク図を作成

5.超精密ながん細胞3D図が誕生

6.初のバイリンガルマインドリーディング装置が失語症患者の「発声」を可能に

7.米スターシップが5回目の試験飛行を実施、「チョップスティック(箸)」で機体回収に成功

8.世界で初めて幹細胞治療による人間の視力回復が実現

9.ゲノム編集をしたブタの腎臓の人体への移植が成功

10.長期的効果を持つHIV予防注射薬の試験に成功

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